BLOG

Noël à Ginza

2017.12.23 2017

銀座のクリスマス前の数日はものすごく混雑!
駐車場もいっぱい。(私のマセは停められるPが限られる…)
歩行者天国も密集状態ですわよ。
 
今日は多々用事を済ませ、松屋のギャラリーへ。
私の好きな画家、中村太樹男さんの個展。
(くまモン展は先日行きました)
 
数年前に、岩手の長年の友人T子嬢に教えられてその絵を見たとき、
私が幼少の頃から慣れ親しんできた様々な絵画、様々な絵本の挿絵、
そのどれとも違うのに、どうしようもなく懐かしく、
そして添えられた詩的な題名と相まって心揺さぶられ
いとも簡単に涙腺が切れてしまったのでした。
 
それは土の穴から羊的な人が月を見上げている絵で
タイトルは「コノウタヲウタッテル」。
 
そう、歌うってこういうことなのよ、と
泣けて泣けて仕方なかった。
ずっとずっと歌を続けていると、時として歌う姿勢を
忘れてしまうことがあったりするのです。
そんな時に出逢って救われた絵なのでした。
 
中村さんとは、去年も伺って初めてお目にかかって今日で二度目。
絵と同質の優しさが伝わってくるダンディなお方。
盛岡の方なので、東京ではなかなか作品を拝見する機会がなくて残念です。

一枚の絵なのに、深い物語を語りかけてくるようで
じっくり見ていたくなりますよ。この時期、銀座に行かれたらぜひ。

  中村太樹男展—絵画が紡ぎ出す物語の世界-
  銀座松屋7階遊びのギャラリー 26日(火)まで。
 
 
そのあとに呉服売り場でとても綺麗な色の帯揚げを見つけました。
そして、ふわりと優しそうな若い女性店員さんと一緒に、
素敵なお着物!!を見たりしました。うふふ。