BLOG / 2013

2013.06.26「夏目漱石の美術世界展」

今日はようやく久しぶりの休息日。
雨だったけれどMM嬢と、どうしても行きたかった「夏目漱石の美術世界展」へ。
山下裕二センセイがアリカさんの好きなものがいっぱいあるよと勧めてくださっていたので、
時間を見つけて行こうと。

だってかのオフェリア共々大好きで、二度と見られないかもと思っていた
ジョン・エヴァレット・ミレイの「ロンドン塔幽閉の王子」が来てるのだもの!
他にもロセッティやウォーターハウスが。
私はそこらへんの英国絵画は大変好きなんですのよ。。


漱石の小説には様々な絵画が登場するので、それを集めたという
稀有なる素敵な美術展です。

絵のキャプションにはそれぞれ小説の一節が添えられていて
なるほど〜と思いながら興味深く鑑賞できます。
絵はもちろんのこと、書き出された一文にもほぉ〜ってなりました。
美しい日本語の美しい文体、やはりさすが文豪、と思うわけです。

「虞美人草」の中に出てくる、酒井抱一の存在しないであろう「虞美人草図屏風」を
文章に乗っ取って荒井経氏という現代の作家が推定試作したものがあって、
そんな試みもとてもおもしろいけれど、そのまだぴかぴかの罌粟の銀屏もすごく素敵でした。
日本画の構図って美しい。現代においてもね。
「虞美人草」の中のこの絵は百年後に完成するのだと作者もおっしゃっておられます。

他には若沖もあります。いまでこそ若沖大人気ですけど
漱石先生はいちはやく着目されていたのですねー。

個人的には、写真だけしかなかったけれど「草枕」に登場する
「九眼蛛身硯」という蜘蛛の硯に心惹かれました笑。

そういえば余談ですが、
夏目漱石の熊本での何番目かの住居は、
私の実家の(今はもうないけど)すぐ近くなのです。よく前の道を通られたとか。
今は記念館になっています。


で、
夏目漱石をまた読もう!と思う展覧会でありました。
・ ・いまはそんな余裕ないけど。
とても楽しかった!

東京上野・東京藝術大学大学美術館で7/7まで。
http://www.tokyo-np.co.jp/event/soseki/


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