BLOG

禁断musiques

2008.07.04

自分が嫌いだと思う作家のブログはひとつ読んだだけでやっぱり嫌いだと思った。だいたい作家のくせに日常の細々を綴って公開するというセコさがまず嫌だ。まあ、私の書くものの方が相容れない人にはとことん嫌われ度合い深いでしょうけど。でも歌詞を理解できないのは単に能力と感性不足。わからなければそれまでよん。というか、理解する前に拒否反応する人もまだまだ大勢おられる(?)ALI PROJECTなので、愉しくておもろくて止められません。私には世の中で絶大に支持を受けているモノの方がまったく理解不能。子供の頃からそうでした。でも大衆ポップスもアリプロも一緒に聴ける耳、というのがあるのも事実でとても不思議で興味深い。まあ音楽なんて、頭を使って聴くものではないということかしらん。

「禁書」の中の「本」をテーマにしたある曲の仕上がり具合、まだ一回しか聴いてないけれど、歌詞の意味もそうだけど音楽的に音的に、なんか物凄っくキモチワルかった。音楽聴いてキモチワリイ!!と思ったのは初めてかも。でももちろん、気持ち悪すぎて気持ちいい、という感覚なので一応自画自賛です。鳥肌の立ち方もいろいろあると思うのだけど、新鮮なトリハダ具合でした。二度目に聴いてもそうなのかわからないけど。

自宅とスタジオを行ったり来たりの生活が続いています。合間にいろいろな撮影とか打ち合わせとか、寝る間も惜しむ日々。「わが臈たし悪の華」のPVも編集を終えて出来上がり、「禁書」のジャケ写の撮影も終え、来週には一気にラフ・デザインが届くでしょう。なんかもう私には何がマトモでマトモでないのか、さっぱりわかりません。というわけでジャケットも乞うご期待。