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2010.11.25角川ホラー小説大賞2010「お初の繭」

昨日は仲良しあやつじたんにくっついて、
横溝正史賞、ホラー小説大賞、山田風太郎賞の受賞パーティーに潜入。
三賞合同なのでもうすごいすごい作家の方が勢揃い!
そしてイケてる作家のスピーチは本当にイケてるのです。
素晴らしいなあぁぁと思ってしみじみ耳を傾ける私。
さすがの綾辻行人先生の立派なスピーチにも聞き入る。

今回のホラー大賞受賞作の「お初の繭」は
本屋さんでタイトルと装丁に惹かれて即買即読していたので、
どんな方が書かれたのか楽しみにしていたのですが、
あのような素晴らしき古(いにしえ)風味のエログロを描かれた一路晃司さんという方は、
とても真面目そうな方で、でも新人でありながらもスピーチはとてもイケていました。

「お初の繭」は、貧しい村からお蚕製糸工場に集団奉公に出た少女女工たちの物語。
寝苦しい夜気に満ちた暗がりで、少女の声でお伽話を語られながら
後半に向かうにつれてじわりじわり皮膚が鳥肌立っていくような
………そんな怖さ。
わたくしが言うのもおこがましいですが、このラストは秀逸だと思います。
自分がお初になったかのようでしたもの!ぷるぷる。

もう二作目をお書きになっているとのこと。楽しみです。
このような楽しみが増えることは耽溺読書家の(最近そうでもないのだけど…)
幸せでありますことよ。

写真は綾辻行人氏と。
(「勇侠会」の方で、そのうち“さらなる”お写真も載せまぁす。)


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