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バベルの塔に昇る、の巻
私の心はまだエッフェル塔なのに!?
今月の日本美術と西洋美術を愛する会は「バベルの塔展」へ。
M嬢は私がパリに行ってる間にタラ夫さんと仲良くなったらしく
内覧会で観たとのことなのでT嬢とふたりで。
T嬢はヒエロニムス・ボス没後500年記念にオランダのボス村まで
出かけて行ったほどの幼少期からのボス愛好者、かつブリューゲル好き。
この日はもちろんジュリエの快楽の園ワンピ。(私も快楽TOURで着たやつ)
私ももちろんどちらも大好き!
バベルの塔はウィーン美術史美術館でも二回観たもんね。
でも東京に来たのはボイマンス美術館所蔵のもので、ウィーンの四分の一の大きさです。
小さくてあまりに細かいので、それにまま混んでいるし、
とても肉眼でじっくり見るというわけにもいかず。
でも部分拡大パネルがあって、助かりましたわよ。
ここにこんなのが描かれてるんだーなどなど感心しきり。
バベルの塔にたどり着くまでには、これも細かいブリューゲルの銅版画がズラリで、
可愛いぃぃすぎる可愛いものたちが密集。
タラ夫さん(今展の公式キャラクター?)もそのうちに一枚にご登場。
私はタラ夫さんより釘刺し鳥?が好きなタイプでした。
ヒエロニムス・ボスは、世界に25点しか現存しない油彩画のうち2点(1枚は「推定」)、
10点しかない素描のうちの1点、と助手たちのボスまねっこ絵も並んでいます。
最初の方はネーデルラント画家たち。特徴的な天使とカタリーナ押しに注目する私たち。
はぁ。。パリもまた行きたいけど、ベルギーもいっかい行きたい。。
芸大美術館では芸大生が作ったバベルの塔模型があるので、ぜひどうぞ!
私もバベルの塔で働きたし。
ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝〜ボスを超えて
東京都美術館で7月2日まで!
その後大阪にも。