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今年も魔夏の夜の夢を贈ります

2019.07.29 2019

土曜日にマスタリングを終え、『Fantasia』ようやく完成です。
ジャケットもお披露目されました。
今回はなんだかいつもより長くかかったような気がする・・。
しかしまあ、できあがれば創作の苦しみは忘れてしまうのだ。
 
疲労困憊の中で通して聴いた『Fantasia』の感想は、
 
若々しいなぁ〜!

でした(笑)
それもただ若いのでなく、
100年以上若いままで生きてる人が奏でている
音楽のenergyという感じ。
(私たちはバンパネラか?)
 
“どこかいつかの君の耳に 送ろう僕の音楽”(「21世紀新青年」)
というフレーズがあるのだけど、
まさに「君の耳」が「私の耳」でした。。
 
まぁ私の“ファンタジア”は、
過去も現在も未来も同じ場所にあるのだしね。
 
とにもかくにも、
今年のALI PROJECTも、不思議な魅力に満ちているのでありまする。
 
今回、通常盤では「WALTZ FOR DEBBIE」をカバー。
お馴染み齋藤聡氏の心優しきアレンジで。
限定盤には、「薔薇美と百合寧の不思議なホテル」の朗読劇。
いろいろな曲も登場します。
 
 
『Fantasia』コメント、ここにも載せますね。
〈宝野アリカ★コメント〉 今年のALI PROJECTは、昨年の『芸術変態論』のヘンタイ思考とは真逆の、大ファンタジー嗜好!グリム童話にアンデルセン、魔法と呪文、近未来SFやゴシック・ロマンを詰め込んだ11編の幻想曲+幻想譚。でもけしてA級ファンタジアの夢先案内人は、フェアリーランドの妖精ではありません。“ 現実”という舞台を、血に染まった赤い靴で蹴る強靱で優雅なプリマたち。さあ、世にも豪華な劇場で、クリアでリアルな夢を、心ゆくまでお愉しみください。
 
 限定盤の「朗読劇」は、宝野アリカが「Gothic & Lolita Bible」に連載していた『薔薇美と百合寧の不思議なホテル』シリーズの書き下ろし物語。双子の少女が経営する「逢魔蛾ホテル」を訪れた今宵の客人とは……? サロンで寛ぐように、茉莉花茶でも飲みながら、ゆっくりお聞きくださいな。