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永遠を守る軍隊
私はよく「永遠」という言葉を歌詞に使うけれど
いつも、こんなに簡単に使っていいのだろうか、と思ってしまう。
だからよくよく考える。他に代用できる言葉はないだろうかと。
永遠・とわ・永久・悠久・無限・果てなき
あるいはその反語
でもどうしても、そこに時間と空間と場所の果てのない先を見たくて
使ってしまう。
絶対この言葉しか使えないというところまで行き着いてから。
だから「永遠」を自分のものにしようとした皇帝なんて
とてつもない畏怖を覚えてしまう!
さて兵馬俑ですが、あれは、
中国西安の秦始皇帝兵馬俑博物館の巨大ドームの中で
ずらーっと並んだものこそを見なければ、
そこにいつか行くかどうかわからないけれど、
でも個体を見たってしょうがないじゃないの、と思っていたのだけど
青銅の四頭馬車もあるというので、行ってしまいました、
「始皇帝と大兵馬俑」。
御者車も馬車も心引かれるんだもの。
2分の1の大きさだけど。そして複製だったけど。
兵馬俑の置き方も工夫してあって皇帝の「永遠」に
少し触れられた気がしましたけれど、西安、行ってみたいなああ。
青銅馬車のミニチュア、買おうか否かすごく迷った(笑)。
東京国立博物館の平成館も、申年にちなんだお猿さんの画特集や(31日まで)、
長谷川等伯の「松林図屛風」も特別展示されていて
迷子になりそうになりながらゆっくり回ったりして
「博物館に初もうで」の一日でした。
「始皇帝と大兵馬俑」
東京国立博物館 ~2月21日
そうそう、去年ここに載せてなかったけど
「肉筆浮世絵展」(上野の森美術館 ~1月17)も、
とてもとてもよかった!「地獄太夫」!