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魔夏に愛でる日本美術

2013.08.18 2013

暑い盛り、日本美術に造形の深いT嬢と、
日本橋の三井記念美術館「大妖怪展 鬼と妖怪そしてゲゲゲ」へ。
子供の頃に熊本城の暗がりで共に遊んだ妖怪たちを思い出すのであったー。
あぁ百鬼夜行は私の憧れ。
世界のどんな華やかなパレードもカーニバルも敵わないのである。

ゲゲゲ原画も展示。
つげ義春信奉者のT嬢は、この背景はつげさんです、と耳打ちしてくれました。
私のいちばん好きな初期の「墓場鬼太郎」はなかったけれど
墓場でハイハイする赤ちゃん鬼太郎は私の「可愛い」ものの原点。
可愛いモノは邪悪でなくては!

続いてアート金魚(昨年も行ったアートアクアリウム)も予定していたのだけど
90分待ちの大人気で断念。平日に行き直します。

そして六本木に移動して「谷文晁展」へ。
同じ絵師が描いたとは思えぬほどの様々な画法!
いちばん観たかった「ファン・ロイエン筆花鳥図模写」と
「石山寺縁起絵巻」の展示が終わっていたのは残念無念でしたが。。


アニサマ終わったら、横浜の妖怪展にも行ってこようと思います。