BLOG / 2018

2018.11.14「牛乳を注ぐ女」

子供の頃、小学校の担任の先生が
ヨーグルトの宣伝用?に特別に作られた巨大な絵のポスターをもらったので、
ぜひ絵描きさんのアリちゃんのご両親に差し上げたい
とくださって、父母はとても喜んだのですが、
でもあまりに巨大すぎて、家には飾るところがなく、
仕方なく階段の壁に、
それはけっこう長い間、色褪せるまでそこに貼れていたのでした。
なにしろ二階に昇る狭い細い階段の脇なので、
天井まで届くポスターの全貌はよくわからず、
画家の名は教わっても私はなにせ小学生、
来る日も来る日も目の高さには描かれた女の人の青いスカートと(ほんとはエプロン)
これからヨーグルトになるであろう(と信じていた)ツボから注がれる白いミルク。
食卓に出されるブルガリアヨーグルトも酸っぱくて好きではなかったし、
その絵も特に好きでもなく、ただもうずっと、本物もこのくらい
大きい絵なのだろうなと思うくらいでした。
 
いくらか大きくなって、
その絵がとても小さいものだと知ったときはちょっとした衝撃(笑)。
そしてうん十年も経て、ようやく本物を観ることに。
いまや日本でも大人気のフェルメール、の「牛乳を注ぐ女」。
(たぶん2007年のフェルメール展でも観てると思う……)
 
西洋美術館のあと上野の森美術館へ行くと長蛇の列。
受付で訊くとチケットは時間指定制で15分くらいで入場できるとのこと。
なので仕方なく待ったけれど、チケット¥2700は高くない??
(平日だったのでまあ許せる混み具合。)
35点しか現存しないフェルメールの、
そのうちの8点が一同に揃うとなれば、
観に行きたくなるのも仕方ないかもですが。
話題作りが上手ですしね。
フェルメール番組もとてもおもしろかったし!(超久しぶりに民放見た)
やっぱり贋作師、凄い(笑)。
 
 
 
まあ、個人的には他にヤンさん的オランダ絵画のなものが
もっとたくさんあればよかったなあ〜。
と、フェルメール展に関しては思い出話に終始する私ですすみません。
(ちなみに調べてもヨーグルトの広告用にこの絵が使われた記述は見つからず)
 


 
しあわせの、ボナール展へつづく。
 


 

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