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鳥獣戯画のすべて!

2021.06.02 2021

禁酒法の次には贅沢禁止法!
というわけのわからんことになっている愚都TOKYO、
欲しがりません勝つまでは?(何に?)
おばさま、緑のモンペでもお穿きになったらよくお似合いかと。
 
それでも美術展は復活!
とはいっても、あやしい絵展も渡辺省亭展も会期延長は叶わず(泣)。
「鳥獣戯画のすべて」展は6月1日から20日までとなったので、
予約チケットが取れなくなる前に行ってきましたことよ。
 
 
勇侠会スタッフと行った2015年の「鳥獣戯画」展は、
朝早くに行っても長蛇の列の大人気でしたが、
今回も普通なら数時間待ちだったかも。
 
私は子供の頃からちょうじゅうぎがだいすき、だったので
何回でも観に行っちゃう。
高山寺にだって行ったことあるもんねー。
今回は、断簡(絵巻から抜かれて掛軸にされたりしている部分)も揃って、
ともかく全巻全部展示です。
鳥獣戯画絵巻は甲・乙・丙・丁の四巻あって、有名な兎と蛙の人気場面は甲巻。
会場では甲巻のみ動く歩道となっていて、快適に観ることができる!
(二回乗っちゃった)
私は兎さん大ファンだけど、乙巻の幻想獣コーナーも好きだなあ。
 
鳥獣戯画の作者は、とばそうじょう(鳥羽僧正)と子供の時に習ったけど、
何人もの絵師が描いていて同じ兎や蛙やお猿や鹿や猫や鼠やetcでも
違うのですよ。
その違いを感じるのもまた愉し。
 
上野の森は萌える季節の盛り。
お出掛けしてみてはいかがでしょう。
 
 
行きたいと思った美術展もコンサートも観劇も、
行けるときに行くべきなのです。
 
美術展でも、リモート美術館みたいなのがあるけれど、
本物を直に観るのと画面とでは、まったく別だと思うの。
自分の眼で観なくちゃだめなのよ。
コンサートもそうよね・・。
やっぱり生のライブがいいわよね。。
 
来週は、日本美術を愛でる会メンバーで
東京ステーションギャラリー「福富太郎の眼」に行く予定。
ちょっともう、ポスターだけで卒倒しそうなんですけど私。