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赤坂離宮とフジタ

2017.08.20 2017

ベスト盤収録新曲も完成して、ようやく遅い夏休みな気分。
今日は川端龍子展が最終日だったことを思い出し、山種美術館へ。
忙しい時に、ああこの絵をこの目に映すことができたらなあ〜と
思っていた作品をようやく観ました。
でも日本画は、どうしても古典題材のものが好きな私です。。
 
そしてその後は、フジタの壁画が見たくて赤坂離宮へ。
今、特別展示されているのです。
 
藤田嗣治が昭和10年にフランス菓子のコロンバン銀座店の天井画として描いたもので、
のちに額装して迎賓館に寄贈されました。
6枚一組でフランス各地方の季節の情景が描かれています。
あの独特のツンとした顔の女性や子供や、天使も!
 
今月29日まで公開。事前予約は締め切られていますが
当日受付でも入館できるのです。

迎賓館見学と共に楽しめてしまうわけですよ。
初めて入ったのだけど、もううっとりと豪華!
優美な広間の壁のロココな金色のレリーフの中に鎧を象ったものがあったり、
サロンには200号の小磯良平の絵があったり、
洋の中にも和が込められていて、さすが要人をお迎えしもてなす場所。
そうそう、壁に鳥の七宝の額が並ぶ「花鳥の間」は
“狩猟令嬢ジビエ日誌”な晩餐の間でしたよ。
 
あーーもう一回行きたくなってきたー。