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「おちび」

2020.02.07 2020

このところ時々1770年代のパリに出掛けています。
「おちび」エドワード・ケアリー
たまたま見つけて冒頭読んでみたら、一気に引き込まれてしまった。
古屋美登里氏の訳文がよいのだわ。著者の挿絵も素敵なの。
 
ちょっと変わった容貌?の(私には可愛い)孤児の小さな女の子マリーが、
蝋彫刻家の弟子になり、人体の様々な模型を作っていく。
ヴェルサイユ宮殿で王女の美術教師となったり、
マリーアントワネットの命を陰で救ったり。(いまここ)
革命期のパリでおちびはどのように成長していくのかしら!
 
実はこのおちびちゃんは、
かの蝋人形館を作ったマダム・タッソーなのです。
 
私はロンドンにも、もちろん蝋人形館にも行ったことはなく
でも英国って、たぶんフランスよりも私の好きなものがいっぱいなんだと思う…。
文学も絵画も。(海外ドラマもね)
食べ物が不味いという理由でこれまでの旅行や撮影プランに
組み込まなかったのだけど、
間違っていたのではと思うこと頻りの今日この頃。
アリスのオックスフォードも
ハリーポッターの撮影場所も
ベーカー街も
ラファエル前派絵画の美術館も
そしてダウントンアビーも!
本当に行きたい場所はみんな英国。
 
 
……まあそれはよいとして、
いまAmazon見てて気づいたけど、
エドワード・ケアリーの「望楼館追想」、うちにあるやん。
 
「おちび」のあとは、
「アイアマンガー三部作」というのを読んでみよう。
 
時空を超えるってほんと愉しい〜!
その間に春がやってくるわ。
 
でもその前に、やることがたくさんあるのだけど (*≧∀≦*)