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2018.04.17ツツジつつじ躑躅

沈丁花も終わり、桜が散ってしまうと
東京ではツツジが満開になります。
ツツジっていっぱいに咲いてから、ああこんなところにもツツジが
と思うような花で、あまり大騒ぎされないような。
あの赤い色も、緋とも朱とも呼べない中途半端な気がしないでもない。
などと言っては「躑躅」と書く髑髏の仲間のような名の花に
失礼ではありませぬか。
 
そんなツツジが、
世にも美しい花となって迫り来る、
世にも美しい映画があるのですよ。
 
私は毎年ツツジに出会うと必ず思い出す。
坂東玉三郎が監督の、泉鏡花「外科室」。
いま調べてみたところ、
私が映画館で観た公開時は1992年。25年前のデビューの年。。
そして主演は吉永小百合、
 
はっ。
なんと私はもうずっーーーと、
坂東玉三郎が主役の伯爵夫人を演じていたとばかり……。
 
うーーん。。きっとものすごく好きで何度も観た映画「夜叉ヶ池」で、
玉三郎が妖怪のお姫様と、人間の奥様役の両方を演じていたのと
(どちらも心酔する美しさ)、混同していたのかもしれない。。
「外科室」はたぶん一回しか観てない。
この記憶力の悪さの賜物的な麗しい勘違い!
 
 
で、「外科室」は50分という短さの中に、
泉鏡花の幽玄世界がものの見事に映像化されているのです。
ほんの一瞬、目を交わしただけの、恋。
桜の場面もあるけれど、ともかく溢れるほどの躑躅が
印象的なのです。
 
 
 
でも……本当にツツジの場面あったのか、
不安になってきた(笑)。
いえ、このこと以前も書いたことがあるぞ。
 
もう一度、観たいな。
 


 

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