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ヒトガタ人参

2014.04.20 2014

一週間前の土曜日は、上野駅のブラッセリーLで待ち合わせランチをして、
MM嬢とT嬢と上野散策をしたのでした。

宗達「風神雷神」の本物をこれまでも何度か見たことがあるはずなのに
京都建仁寺では偽物を見せられたというのばかり何故か記憶にあって
ここでもう一度ホンモノを目に焼き付けたい、という私のたっての希望で
国立博物館の建仁寺展に行くはずだったのですが……
MM嬢の前日情報で、医の仁術展でいにしえ解剖生き人形が見られるというので
もうそれはぜひ見なくてはと先にそちらへ。

土曜日なので混み混みでしたが、「医は、人命を救う博愛の道である」
ふ〜んという感じで江戸の医学のイロイロをぐるぐると列になって見学。
あんまりリアルじゃないのでおもしろ的な解剖図とかね。
錆びた手術器具や、ロボトミーな道具、曇った小さなたくさんの薬壜や、
豪奢なる螺鈿漆塗りの薬箱なんか密か萌えだし!
そして生きてはいない生き人形は、
人毛黒髪に白い肌、赤い唇で艶めかしゅうございました。産科妊婦人形もありました。

でも、三人が特に興奮したのは人形人参。マンドルゴラ!ホンモノ!
超カワイイ……。
アリプロの歌詞にも「人形」を「ヒトガタ」と読ませるのがありましたね。
さて何でしょう。
「胎内ヒトガタ遊戯」と答えた人はブーーです。歌詞ではそう歌ってません。
それはさておき、館内はフラッシュと動画でなければ写真OKだったので
まんどるごらちゃんをパチリ。
他に生き人形も激カワ収納胎児ちゃんも撮ったけど、見たい人は科学博物館へ行ってね。

スーベニールコーナーにはきっと人形人参ストラップがあるはず!
と思ったのに何故ないんすか……。


で、仁展(+なんでもいます地球館)が楽しすぎて「風神雷神」の時間が終わってしまいました。

また上野行くし。。

そして歩いて、かの沼田元気氏推薦の恐ろしいほど昭和な店「愛玉子屋」に寄って
谷中墓地を通って帰路へ。
なにを隠そう私はオーギョーチーが人生好きな味ベスト7に入るほど好きなんです。
いつか台湾で死ぬほど愛玉子を食べるのが夢。
まぁーそれ自体は味はあまりないんだけどね。
これ、ダイエット食と思って食べてた人はザマアミロなくらいカロリー高いのよ。
米と同じくらい。私はいくら食べても平気なのでお持ち帰りも買って帰りました。

あぁ欲しいなぁ・・ヒトガタ人参・・。

国立科学博物館 特別展「医は仁術」6月15日まで
東京国立博物館 特別展「栄西と建仁寺」5月18日まで