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2019.08.26「少女のための残酷童話」

今回は「Lolicate」みたいなダークサイドな少女曲を作りたくて、
「BArADiPArADicA」も少女曲なのだれど、
そちらはどんな時も万能の呪文を唱えちゃう前向き思考(?)だから
そうじゃない側をと。
 
以前Valkyrieに作った「聖少年遊戯」は、
他にタイトルを付けるとしたら「残酷遊戯」というのもありで、
私のようなお姉さんから見たら、
少年とはすべからく外ではなく内側に向かっていて
(意思も純粋も友情も)
だから残酷さは遊戯になりえる。秘めやかであることができる。
けれど少女の場合は、内ではなく外に向かっているから
戯れにはならない。
自己顕示欲が強くてね。こんなきれいな私を見て、って。
いやな生き物の女の未熟版だからタチが悪い(笑)
だから「残酷」には「遊戯」ではなく教え諭すものとして
物語、とか童話とかを付けるのが正しい。
本当は恐ろしい童話。
 
というのが、やっぱり私の中の本当のFantasiaで
だからそんな一曲となりました。
 
タイトルは「Red Shoes」(Kate Bushにある。大好きなアルバム)や
「赤い靴」でもよかったのだけれど
「少女のための残酷童話」としたのは、
あーこれはただ敬愛する作家倉橋由美子に倣ったものであります。
 
いまだに繰り返し読むなぁー。桂子さんシリーズとか。
一気に読むと、血が再生する気がする。
そしてここ最近は赤江美学に浸っている。
またか (笑)。去年も言ってた気が。
でもまあ、再生された血を濃くする感じ?
私にとって美しい文学が、バンパネラの薔薇の代わりね。
いつの世の吸血鬼もよく言うじゃない、“最近の“ 人間の血は不味いって。
美学は過去にあるいうこと。
 
まぁそんなことはいいとして、
「BArADiPArADicA」と「少女のための残酷童話」の
それぞれの最後の一節が、対照的でおもしろいなあと
いまになって思います。
さてあなたの少女は、
どちらにぐっとくるでしょうかしらねぇ。
 


 

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