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暗黒お針子
衣装は曲目、構成を決めつつ考えていくのですが、今回のA級は
前半は暗黒の森の夜明けから午後〜夕刻、
後半は日が落ちて夜から真夜中なので、
それに合わせた変化のある衣装を。
大阪では「アブサニストによる音楽的試み」、東京は「Maison de Bonbonnière」から、
小鳥の囀り、煙る朝靄、朝露の残る緑の中のイメージ。
…でもとりあえず“妖精”!あからさまに妖精!
妖精には羽!
……自分では無理だったので、カイエさんに発注!作ってもらいました♥
羽付けるとお遊戯感がでてしまいがちだけど、カイエさんの羽は本物の妖精みたい。
さほど重くも無く、背負っただけで、妖精の気分。
背中で揺れると、飛翔を味わうことができました。
ふふん、フェアリーって、こんな感じで生きて(?)るのねって。
合わせたタイツもTriple*fortune。
お花な衣装に色も柄もぴったりなのを原宿ラフォーレの地下で見つけちゃった笑。
サテンのトウシューズみたいな靴は必須!
(昔、ケイト・ブッシュがトゥシューズで、イカンムマイク付けて舞ながら歌っていて憧れたものだけど、私はバレリーナではないので夢のまた夢。いまも同じ熱量のまま憧れる…)
後半は“暗黒女王”のイメージ。
理想の色は漆黒…ではなく、ボルドーレッドと黒。
私にとって黒に合わせる赤は、真紅ではなくワイン色でもなくまして明るい赤なんかじゃなく、深い深いバーガンディーでなくてはならないのだ。絶対に。
色で選んで取り寄せていたロングドレスの形を変え、アートな装飾を施し、同じ生地を探し当てて買い、リボンを作って加えたり、ヘッドドレスを製作。
なぜかうちにあった稲妻みたいな枝の飾りを、スプレーで色替えしたり、
部屋のどこからか発掘されたティアラのキラキラ部分も色替え。
今回、ひと月以上とある理由からジムに通えなかったので、ほとんどうちにいて、その分お針子を細かくやっていました。
ステージからは全くわからない箇所ですけどね笑。
そうその間、いつも気が立っているような暗黒女王と、
その暗黒女王に仕えるお針子と、
わたしは二人いたんです。
大阪では、ヘアメイクさんがいないので、
早着替えでデカい髪飾りはやっぱ無理と思い、大阪用を別に用意。
あと、長手袋が片方間に合わなかった笑。アンコールのときも。
大阪アンコールは「薔薇色翠星歌劇団」「BAR酔芙蓉へどうぞ」のために
シンプルかつロマンチックなブルーのドレスを。
東京アンコールは「百合の日々は追憶の中に潜み薫る」のための白い衣装。取り寄せドレスが間に合いそうにない気がしたので、別のを仕立てた。
(11日に届いたけど試着もアイロンも面倒くさくて、またいつか使用ね)
などなど。
ドラァグ衣装は前半は緑の妖精。
うんと気持ち悪く素敵にほどこしてね!と言ったらほんとに素敵だった!
後半は黒魔女よ。
いつか全員魔女コスチュームやりたいのだけど、今回はドラァグだけ。
わたしもやるときは、箒に乗りたいわ。
あからさまな魔女になりたいの。
そしてアンコールは、白+一色で自由に!と伝えていました。
ステージでふたりが現れるときに初めて目にするのでいつも
「うわぁ〜すてきぃ!!」と心の中で叫んでいるのよ。
さあまた愉しいコンサートをやりましょうね!