BLOG
彼岸花の咲く頃
今年はまだ一茎も曼珠沙華を目にしていないのだけど
金木犀は去年よりずっと早く、懐かしい薫りを受け取り
枝葉に散らばる金色の星を見上げることができました。
わたしが生まれた日も、市内中に金木犀が薫って薫っていたのですって。
同じ病院で九日後に生まれた、いまは亡き友も
金木犀が大好きで、九月のお便りにはいつもその花のことが書かれていたものです。
わたしたちの小さな秋。
少女らの無垢なる笑窪鈴は鳴るわれは無辜なり金色の夜(2023)
この写真は四年前に、弟と母を連れて訪れた巾着田の曼珠沙華公園で撮ったもの。
写真が得意な(賞を獲ったこともある)弟に褒められた一枚です。
題名は「異端双生児」。
ところどころ白い花も混じり、緋色の中で純白の際立つ曼珠沙華の野でした。
ヒガンバナ、と呼ぶ方が、ほんとうは好きなのだけどね。
わたしたちの懐かしい秋。大切な九月。
曼珠沙華そこは彼岸かうつしよかわれは生まれよわれに来世も