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小村雪岱展と日本橋逍遙

2021.03.23 2021

ハイカラさんが通るみたいな卒業女学生の姿があちらこちらに。
袴に、黒の編み上げや白いブーツって素敵!
髪は上げて花飾り、が主流のようだけど、
長い髪の子はそのまま垂らして後ろにリボン付けて欲しいところ。
ご卒業、おめでとうございます。
学友と会えるようになってよかったですね。
 
日本橋、三井記念美術館では
小村雪岱スタイル -江戸の粋から東京モダンへーを開催中。
山下裕二先生お勧めということもあり楽しみにしていたので
桜も綻び始めた天気の良い日に行って参りました。

 
メトロから地上に出ると、午下がりの眩しい光の中に
咲き始めた桜の木々が立ち、
ここはパリかと錯覚するかのような日本銀行の建物が。
中は見学できるらしいので入ってみたいけれど(事前予約制)
とりあえず眺めるだけで満足。
日本橋高島屋や日本橋三越本店の建物も重要文化財。
ああ古き良き日本の日本橋。
 
 
小村雪岱(こむらせったい)は大正から昭和にかけて
装幀、挿絵、舞台装置など商業美術の分野で活躍した日本画家。
現代においても粋でありモダンでありかっこいい。
いいものはいつになってもいいものだと思うけれど
このようなものが生まれた時代は羨ましい。
もちろんいまも優れたデザイナーはたくさんいるでしょうけれど。
粋という感覚は日本人から無くならないでしょうけれど。
 
雪岱が初めて本の装丁を手掛けた泉鏡花の「日本橋」を、
日本橋で見るという粋な計らいの展覧会。
現代彫刻家のオマージュ作品も凄い!です。
4月18日までなので、お花見かねてお出掛けになってはいかがでせう。
 
私はその後、コレドの向かいで大好物の抹茶ビール!
京都で飲んで以来病みつきなのですが、
なかなか美味しい店に(というかそもそもほとんどない)出会えず。
ここもプラスチックコップだったけど。
 
そして日本橋に行くと必ずお参りする福徳神社へ寄って
○○○袋をいただきましたのよ。(笑)
そして東京駅まで赴いて、
丸善丸の内本店のギャラリーで「人形と絵の春展」を見たりしました。
人形創る人たち、尊敬する。素敵だわ。羨ましいわ。
 
 
いまだにオリンピックとか××がどーとか
くだらないどーでもいいことで騒いでいる現在リアル俗世日本のことなど
ほんとどーでもいいわ。