私のイヴォンヌちゃんとピエールくんの創造主、
人形作家のヒロタサトミさんと
服飾アクセサリー作家のLhiannan:Sheeさんが、
この５月に「ダルジュロスの美幻」という、
ジャン・コクトーの「恐るべき子供たち」を題材にした作品を創り、
美しい一篇の映像に纏めました。
国立にあるお店、SERAPHIMさんのサイトで観られます。
 
私も一羽の蝶々になって、いつまでもそこに漂っていたいような世界。
 
その中に登場している“papillon ”
エリザベートとポールを
寄り添う片翅の蝶と蛾として表現するなんて、
なんて素敵な感性をお持ちなのでしょう。
 
美しいものを創り出す、心と指を持った人たちの
恩恵を受ける幸せ。
(イヴォンヌちゃんたちも！)
 
いつぞやの騎西屋さんの帯留め銀蛾に次いで、
Lhiannan:Sheeさんの金色の蝶蛾のネックレスを手に入れた私は
部屋の片隅でひっそりと輝いている白い月光の虫籠に
そっと仕舞って、大切に飼うのです。