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豆千代モダン

2021.02.23 2021 NEW

おしゃれ着物デビューが遅かった私……、
着物というものが母の箪笥にあるものとしか思っていなかったころ、
新宿の丸井で何気なく上がった豆千代モダンのお店で
ふと目にとまった兎の柄。それが帯ということもわからぬまま
なんて可愛いの……と手に取ると、
店員さんが優しく声を掛けてくださったものでした。
世の中にこんなにモダンでビクトリアンでキュートな帯があるのだと
びっくりしてうっとりして、
でも着物は着ないし必要ないし、、とその場を去ったものの
気になって仕方なくて、後日、ただ持っているだけでいいの、
だってウサギさんもの蒐集したいんだものと
グレーを購入。(裏が臙脂色なのも気に入った)
兎人間なのよ!とお友達に自慢したりしていました。
たぶん2009年とか?
 
その後は福岡の乙女屋さんというアンティーク着物を扱う方に
何故か惹かれて止まぬ藤柄のアンティーク着物を
着るつもりもないのに譲ってもらい、そこから徐々に始まったお着物熱。
これも丸井の、有楽町店で見たDOUBLE MAISONのレース着物に一目惚れ。
着物も帯も羽織も襦袢も手提げバッグも、全部お揃い色のレース!
何から何まで同柄で揃える、というのはピンクハウス時代に培われたものなので(笑)、
もう超理想的。薄ピンクや薄紫にも近い綺麗なグレー。
それにこんなドレスみたいな着物なら私にも着こなせるのではないかしら…
あの豆千代兎人間帯もぴったり合いそうだし、
と勇気を持って羽織らせてもらったら思った以上に似合う。。
というわけで、後日一式購入。
 
母にレースの着物を買ったと言ったら、格が低い(昔の人にはそうかも)
と言われてしまったけど、
私は 例えば入園式のママの着物、みたいな普通の着物には興味がないし(極妻風ならOK)
成人式の振袖もちっとも素敵と思えなくて(いわゆる昭和現代着物+白い羽根ショール)
七五三の時の着物みたいなのなら着たいとごねて(二十歳なのに幼稚極まりなき)
母にそんなのはありませんと言われ。。
もしその時に大正アンティークのような振袖があったら着たかったでしょうね。
……あまりに後の祭りすぎ。(それに今の着た方が似合うと思う←)
 
さて、せっかく買ったレース着物を自分で着るには
着付け教室に通えばいいんだわと銀座の某教室に通い始めたのだけど、
なんかねーー、教室にある着物もみんなが持ってくるのも
着物を仕立てませんかと勧められる着物も、私には嘘でしょというくらい魅力のかけらもなくて、
アンティークな着物を、うんと衿を抜いて着たいんです、と先生に言っても
アンティーク?それはちゃんと着付けられるようになってからね、という感じ。
(当然といえば当然かもだけど)
 
なので基本が出来るようになったらすぐ止めて、
身近にいた着物の先生!おりぃぶぅさんに習いました!
すぅごくやさくして愉しい着付け会。
 
レース着物蒐集も始まり、
そして初心者には着易く、中上級者にはアレンジが限りなく広がる、
豆千代モダンの着物を何枚も手に入れました。帯も。浴衣もね!
 
豆千代モダンには着物の楽しさを教えてもらっています。ほんとに。
豆千代さんにも数年前にお会いして、その後も雑誌で撮影もさせてもらったり!
丸井のお店が閉店ということで豆千代さん来店時に
鈴木真理子さんとT嬢と、ご挨拶に伺いました。
一緒にいるだけで心が温かくなるような
優しい素敵な豆千代さんが、私たちは大好きなのです。
以前はオランダにお住まいでしたが、今は日本に。
東京駅の新幹線ホームでお見送りした三人娘は、
GoToで豆千代さんのお住まいの街に小旅行計画中なの。
 
お店は無くなってしまうのは残念だけれど、、
オンラインストアはそのままなので
これからも着物コーディネイトの基盤とさせていただきたいと思います。
 
兎帯に目を留めたあの瞬間から、
私の愛しの着物ライフは始まったのですもの。