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窓に残る闇色の
「星降る夜のコンサート」のために、
久しぶりに歌ったからでしょうか。(←オリジナルver.)
「薔薇色翠星歌劇団」歌詞の
“窓に残る闇色の洋墨”を、ようやく手に入れましたの。
(単なる黒のインクではないはずって長い間思ってきたのです)
インク沼にどっぷり浸かっておられる友人M嬢が
アリカさんが絶対好きな「Bloody Absinthe」っていうインクがあるよ!
と教えてくれたりして、(Myアブサン中毒記はいずれまた笑)
それは名前の通りの美しい色、“ フラッシュするインク”、
アブサン×血塗れレッド!一瞬で恋に落ちましたことよ笑。
他にも美しいインクをいろいろ探していたところ、
同じ英国のDiamineにラメの入ったインク、
シマーリングシリーズがあるよとM嬢が。
いつかここに書いた香るインクにつづき、煌めくインク情報。
しばらくして、
注文した「Bloody Absinthe」が(なぜか)ドイツから届いた朝。
M嬢に、届いたわよ!と告げ、
シマーリングのキラキラ、試してみたいから揃ってる店ある?と訊いたところ
西新宿に良い店があるとのこと。
なんとその日、私は実にたまたま西新宿に用事があって
出掛けることになっていたのです!
(M嬢とはよくこういうことが起こる)
早めに用意して、その万年筆専門店へ。
黒や青、緑にも赤にも、星屑のような金や銀の細かいラメが。
見本帳を見せてもらい、
いくつかガラスペンで書かせてもらって、
ほんとは全色欲しいところを、迷いに迷ってまずは
“窓に残る闇色の洋墨”ものを二壜選びました。黒と紺色。
「Night Sky」と「Enchanted Ocean」
画像は……ちっともキラキラしてませんが、
日の光でもう一度写真撮ってみます。
「Bloody Absinthe」ももっとベタっと塗ってみないとわからないのかも。
もう少し太めのガラスペンを買ってこよう。インク用の紙も。
でもこれでようやく、
本物の闇色の洋墨で、
手紙を書くことが
できますね。
27年目にて。
次は、青蛾の翅の鱗粉色を手に入れようかしら!